佐野元町の家

庭を愉しみ、既存の土蔵を利用するところから設計をスタート。
庭を最大限に広くとり、新築の住宅部分は最小限としました。
住宅は庭側に大きな開口をとって、庭と一体に愉しめるダイニングキッチンに。
DKに連続するリビングは勾配天井の大きな空間で、1階・2階に2室ずつ配された最小限の個室を一体につなげています。
家族が一体となり、内部空間と外部空間が一体となって生活を愉しむ家となりました。
蔵は1階をカフェ、2階をゲストルームとし、住宅部分を補完しながら、外に開いた空間となっています。

用途:専用住宅
計画地:大阪府泉佐野市
構造材:国産杉材、米松材
主な外部仕上げ
 外壁:窯業系サイディング
 屋根:ガルバリウム鋼板立平葺き
主な内部仕上げ
 床:杉フローリング
 壁:珪藻土クロス
 天井:珪藻土クロス
竣工:2015年