蔵のカフェむくのき

昭和初期に建てられた土蔵をカフェに再生しました。
建物の良さを生かして外観はもとの仕上げを補修するにとどめ、内装も必要最低限の設備と造作工事、仕上げ補修と塗装程度としました。
店内では海外生活の長かったご主人が現地で買い集めたベトナムやアフリカの雑貨を陳列・販売。このエスニックな小物たちが土蔵の空間と相まって、なんとも心地よい雰囲気を醸し出しています。
場所は南海本線泉佐野駅から数分のところにあります。
町場と呼ばれる一帯は江戸時代からの雰囲気が強く残る迷宮のような街区。
町歩きともども訪れてみてください。

用途:飲食店舗
計画地:大阪府泉佐野市
主な外部仕上げ
 屋根:本瓦葺き(既存改修)
 外壁:漆喰塗(既存改修)
 腰壁:杉板張り(既存改修)
主な内部仕上げ
 床:杉フローリング
 壁:漆喰塗(既存改修)
 腰壁:杉板張り(既存改修)
 天井:既存小屋裏を補修・木部塗装
竣工:2015年